潰瘍性大腸炎,発症・再燃

潰瘍性大腸炎発症の原因は何なのか。はっきりとした原因やメカニズムがわかっている病気ではないのですが、私の場合はおそらくストレスと食事が原因だと思います。当時の生活はかなり大変で、仕事によるストレス、家に帰れば妻からのストレス、食事は毎日同じで野菜は無しという最悪な生活を送っていました。

仕事は残業が続いていましたし、妻が出してくれる夕食は毎日冷凍食品。家事はほとんどしてくれなかったので、私が家計の管理からその他家事の多くをやっていました。ただ、残業続きの状態で料理は作る気になれず、毎日昼は牛丼、夜は冷凍食品は食べず、コンビニの焼き鳥とビールでした。家では妻にもう少し家事を協力してほしいと言うことにより、毎日喧嘩の絶えない日々でした。

発症の原因としては、よく言われているストレスと食事だと思います。ストレスにしても食事にしても、悪い状況であれば免疫力は下がるからです。ストレスを発散できず、良い食生活を送れなければ、どんな病気にもなる可能性はあります。

ストレスの多い社会であり、食事も欧米化していますが、しっかり普段の生活や心を良い状態に保つことが健康でいることに必要不可欠だと思います。

潰瘍性大腸炎,発症・再燃

異常に気づいたのは2017年夏。朝起きて出勤前にトイレに行くと大量の下血。不安ではありましたが、その日は通常通り出勤しました。

仕事中も不安が消えず、仕事が終わった後に自宅近くの総合病院に行きました。その時の診断結果は食あたりとのことでしたが、血の量が異常だったので不安が消えませんでした。

腹痛などの体調面での異常は特にありませんでしたが、下血は治まらなかったため、同じ総合病院にて再診することに。そこで出会ったのが今の主治医。症状を伝えると、潰瘍性大腸炎かクローン病という難病である可能性が高いとのことで、これらの病気についての説明を受け、後日、大腸カメラをすることになりました。

検査前日から下剤を飲んで準備をして当日を迎えました。朝から前日同様に下剤を飲んで病院に行きました。鎮静剤を使用しての検査だったので、ほとんど意識のないまま終わりましたが、検査中に見た画像や主治医との会話を断片的に覚えていました。結果は潰瘍性大腸炎とのことで、検査中に採取した検体を調べて診断が確定しました。

この時は何でこんな病気になったんだろうとか、今後どうなるんだろうというネガティブな感情しかありませんでした。