潰瘍性大腸炎による初入院

潰瘍性大腸炎と診断を受け、すぐに入院して治療した方がいいと言われましたが、仕事の引継ぎ等があったため、約1カ月は在宅治療をしながら仕事も普通にしていました。症状は徐々に悪くなり、入院直前には体重15キロ減、食欲不振、トイレ1日約20回、熱は常に28度。通勤に1時間かかるため、毎日フラフラの状態で電車の中ではいつ腹痛が起こるかビクビクしながら出勤する生活。腹痛が起これば耐え難い激痛で、夜中も何度も起きるため生きた心地がしなかったです。

仕事の引継ぎも終わり入院。入院前に「特定医療費(指定難病)受給者証」「健康保険限度額適用認定証」の申請もしてしっかりと準備しました。入院中は基本的に投薬治療。中心静脈栄養(高カロリーの点滴)による栄養状態の改善と絶食により大腸を休ませ、プレドニン(ステロイド)を服用することにより炎症を抑える治療でした。もちろん潰瘍性大腸炎の方が普段使用しているアサコール(メサラジン腸溶錠)やペンタサ注腸も服用していました。

治療は順調で、プレドニンの量も減っていき、5週間での退院となりました。退院後は2週間在宅療養した後、傷病手当や医療保険の手続きをして、無事仕事復帰もしました。