潰瘍性大腸炎の診断

まずは問診にて粘血便のがみられること、排便回数、腹痛の有無を聞かれることが多いと思います。

検査としては、血液検査を行い貧血や炎症の値を見ます。また、大腸カメラによる観察により、潰瘍性大腸炎に見られる特徴的な病変を確認します。その際、粘膜の一部を採取し、生検組織学検査をします。大腸カメラを行う際には、事前に食事の制限や下剤の服用が必要になってきます。検査当日についても鎮静剤を使うため、丸一日予定を空けておくことが必要です。

上記のような検査を一通り行い、全ての結果が確認できた後、潰瘍性大腸炎の特徴と一致すれば潰瘍性大腸炎と判断されます。