合併症について

潰瘍性大腸炎には合併症があり、脚や腕の皮膚が赤くなったり、口内炎が出来たりすることによって病気が見つかることもあります。

私の場合は腰や背中の痛みと太ももの付け根のあたりに皮膚の炎症が起こりました。実感的には、皮膚の炎症の時点では軽症、腰や背中の痛みが出ていると中等症以上といった感じです。

大きな合併症で耳にしたことがあるのは壊疽性膿皮症という皮膚に強い痛みを伴うびらん(潰瘍)ができる病気です。この合併症を初めて知った時、私が経験した腸以外に起こる症状を思い出し、潰瘍性大腸炎が発症・再燃すると、大腸で起こっているような炎症が身体の他のところにも起こるものなのだと思った覚えがあります。 私の場合、下血や腹痛で再燃に気付きますが、その時には中等症になっているので、特に潰瘍性大腸炎を発症したことのある方は、小さな体調の変化にも気を配り、症状の軽いうちに治療できるよう心がけるのがいいと思います。