潰瘍性大腸炎患者の食事

基本的に寛解期の時は食事制限などはありません。バランスの良い食事を心がければいいだけです。たまには外食等で偏った食事になることもあるとは思いますが、その際は次の日の食事をヘルシーな健康的な食事にすればよいかと思います。

注意が必要なのは、活動期や炎症がまだ残っている退院直後等です。食事の基本は、高カロリー、高蛋白、低脂質、低残渣、低刺激に心がけた食事となります。高カロリーについて、炎症等がある場合、修復するのに多くのエネルギーを消費するため通常より多くのカロリーを必要とします。また、蛋白の減少もあるため、高蛋白の食事も必要です。低脂質、低残渣、低刺激については、炎症を起こしている大腸を安静にして症状を悪化させないことが目的となります。